2023/03/25 13:15

あんまり深く考えたことないですよね。私もです!
皆さん印鑑やハンコと呼んでいるのが普通だと思います。
なんとな〜くニュアンスが伝われば、くらいで普段は気にしませんが・・
実印ください!銀行印作って欲しいんですけど・・なんて実は微妙に間違いだったりもします。
まず、印材に彫刻した物を「印章」と呼びます。なので皆さんがお店で買うものは全て「印章」になります。「印章ください」なんて言われると「わかってらっしゃる!」と少しテンションがあがります。
そして、その印章を役所に持って行き登録したものを、初めて「実印」と呼びます。
はたまた、銀行に登録したものを「銀行印」と呼びます。
元々、登録された印章の真偽を確かめるための印影台帳のことを、印を見比べる鑑(かがみ)から「印鑑」と呼ぶようになりました。この「印影台帳」の「印影」とは紙などに捺印したものをさします。
そこから転じて真正と認められた印章自体も「印鑑」と呼ぶようになりました 。
まとめると、彫刻したもの全般「印章」と呼び、捺印した紙に写るのが「印影」。その中でも登録した印影、または登録した印章そのものを「印鑑」と呼びます。
非常にややこしいっ
ちなみに、よく使う「ハンコ」の語源は諸説ありますが・・江戸時代に版行・板行が音変化した。とか、版木で書物など印刷することと、印を捺印することが混同されて生まれた。とか、判を押すことを行うでハンコウとか・・
身の回りのもの、気になったこと、少し深掘りして調べてみると意外なことが分かったりして面白いですね。